指圧療法

手を使い病気を治す。 古代の人達は これを「手当て」といった。
原始感覚で 異常のある場所に 手当てて 病気を治した。
病気になり 手の付け所がないのを 手遅れという。
古代人も現代人も手足は 大切な道具です。
手は 物を掴み 足は 移動する乗り物です。
指圧療法の始まりは 大正時代 指圧という名称の本を出した
玉井天碧氏は 創始者と名乗っています。按摩ではない新しい施術法である
指圧は 手を当てて病気を知り 相手の心の悩みまで
感じ取れたら 名人といえるでしょう。
血液循環療法の小山善太郎氏のように もともと腹部施術が中心だった指圧が
今では 背骨周辺の施術が中心になり 治療効果が 減少しています。
浪越徳治郎氏は 肌の触れ合いを とても大切にしました。
昭和29年に ハリウッド女優マリリンモンローさんの施術は 有名です。
増永静入氏は 経穴と経絡を 「ツボ」と「スジ」とし経絡指圧を 作りました。
現在の指圧師は 専門学校に3年在籍し卒業後 国家試験に合格しなければ
いけません。指圧の原則は「垂直圧」「持続圧」「精神の集中」です。
指圧する部位は 原則として全身であります。 患部は特に注意して 
押圧しなければならない。

指圧で行う圧法は 押圧が基本であり「垂直圧」「持続圧」「一定圧」である。
一圧の時間が 押し方で 違ってきます。 目安として
持続圧迫法は15〜30秒 通常圧法は3〜7秒 3段圧法は15〜20秒です。
指圧療法の目的は 全身の機能が 正常になるような圧刺激を加え 骨格の調整 
筋組織の柔軟化 神経機能の調和 皮膚機能の活発化 生命力の賦活 身体を
副交感優位にし 自然治癒能力を 助けます。
指圧療法の特徴は 診断即治療です。 経絡の虚実を 診断することで 
経絡経穴に 精通して 東洋医学の「証診断」が とても大切です。

指圧療法は 治療法よりも 世界中の人々が 日常生活を楽しく過ごせるために
病気になりにくい身体になっていただきたい。 病気にはなっていないが 
体力の弱い人々には 体力増進になり 健康体の人々には 予防医学になります。
最後に 食事により人々は 生きています。食事をとらないで 人々は生きて
いけません。しかしこの食事を 口から入れても 内臓の調子が良くなければ 
消化吸収できずに 栄養が身に付きません。 ストレスの多い時代に 
この指圧療法は 人々の大切なリラックスの泉であり 肌の触れ合いは 
人間関係をも改善するでしょう。

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